先日、SPジムクリスマス会でやったハーフが楽しかったので、自分なりにいろいろ考えてみました。

※個人的なものなので、「ここはこうではないのか?」などあればコメントしてくださるととても有難いです。
また、この文章の中で「スタン」とは60枚デッキのことを指します

文がいろいろおかしいのは仕様です()


①ハーフの特徴


・対戦時間が短い
当たり前ですが、これが最大の特徴といえます。
このことは「運要素がかなり強い」とも言えます。
また、「一ターンごとの動きの重要度が高い」ということにも、「デッキの一枚一枚の重みが違う」ことにも繋がります。


・ハーフの方が採用しやすいカードがある
例をあげるなら「スーパーボール(ビクトリーリング)」や「ともだちてちょう」、「ジャッジマン」などでしょうか。


・サポートの傾向
無理に毎ターン多くドローする必要がないので、「フレア団のしたっぱ」や「こわいおねえさん」など相手を妨害するカードがよく採用されます。
ドローサポートも「サナ」や「ジャッジマン」などが多いです。

一方、スタンでは採用しやすい「プラターヌ博士」や「フラダリ」は採用率が低いです。


・グッズの割合が多い
スタンにも言えますが、対戦の中でカードを15枚使うのと25枚使うのでは後者の方が強いので、一ターンに何度も使えるグッズの枚数は多いです。


・同じスタジアムを2枚入れない
高確率で腐ります。
こわいおねえさんを入れる場合も、違う名前のスタジアムを2枚入れた方がいい場合が多いです。


②デッキタイプの考察

A.イベルタルEX、ルギアEXを用いたビート

ダブル無色エネルギー、ピーピーマックス、ちからのハチマキ、サカキなどで火力アップして殴ります。
大半のデッキがピーピーマックスの成功率がスタンよりも高く(6枚エネルギーが入っているなら単純計算で1/5でエネルギーを引ける)、またエネルギーをつけることがダメージアップにつながるので、毎ターンダメージが上がり続けるのも強みです。
また、天敵である雷タイプのポケモンもほぼ存在しないので、一撃で倒れにくく60枚以上に強いポケモン達です。


B.ホルビー、ヘルガーEXでのライブラリーアウトを狙うデッキ(アイアントについては後述)

所謂「ほるほるデッキ」です。
計算上「メルトホーン」若しくは「ほるほる」を7回使えば勝てます。
闘魂のまわしによってHPが上がる点も、スタンよりも被弾回数が少ないことも相手が使うドローサポートで山札に影響する割合の大きさが大きいことも、全てが追い風です。
場合によってはグランドフレイムで相手を倒して勝つこともあります。


C.進化ポケモン(ごく一部除く)
ハーフではM進化ポケモン含めて採用しづらいです。
理由としては
・必要なパーツが多い(進化前、進化後、ふしぎなアメ、シンカソーダバトルコンプレッサー、アオギリの切り札orマツブサの隠し玉、各種ソウルリンクなど)ためにスペースが足りない。
・後攻一ターン目から殴れない(Δ進化のMレックウザは火力が出づらくそれ以外はぱっとしない)のは厳しい(マツブサorアオギリ型を除く)
・そもそもたねポケモンでいいじゃん

などがあります。
※(進化ポケモンへの罵倒では)ないです


D.ガマゲロゲEX
下手すればグッズがスペースの半分ほど入るデッキもあり、ブルブルパンチはかなり有効です。
水タイプなのでダイブボールやうねりの大海などの恩恵を受けられたり、ヘルガーEXを道具によっては素早く倒せます。
ただ毎ターンワザを使われるとひたすら劣勢になるので、良くも悪く相手次第のカードと言えます。
余談ですが、僕は昔にこのカードを「どんなデッキにも一割の可能性を持つカード」と評価していました。


E.ホエルオーEX
一撃で倒されることはないといっても過言ではなく、クロケアやまんたんのくすり、いいきずぐすりで回復しながらフレア団のしたっぱや各種ハンマーで相手のスピードダウンを狙ってライブラリーアウトを狙うデッキです。
草タイプ以外のポケモンには強いですが、ほるほるには手も足も出ません。


F.(M)ライボルトEX
M進化してもしなくても強く、AにもBにも優位に立ち回れます。
先日の大会ではあまり見かけかったのですが、もっと採用率が増えてもいいと思いました。

G.アイアント
山札の削りこそ速いものの、エネルギーやダメカンの要求が重かったり、HPの低さが足を引っ張りまくっています。

H.レジアイス
理論上最強のカード
「相手よりできるだけ早くワザを打つ」ことさえできれば、EXのみのデッキは半壊、ほるほるデッキも多大な被害を受けます。
対策としては、レジアイスが見えたらすぐに潰すか、ライブラリーアウトに持ち込むか、の二択です。


他にもいますが、とりあえずここまでにします。


以上で考察を終わります。
大会の数こそ少ないですが、考察してみるとなかなか面白いルールです。
対戦がすぐ終わるので、手軽に遊ぶことができます。
これを見てひとりでもハーフに興味を持っていただける方が居たら幸いです。

コメント

でいとな
2015年12月26日9:52

ハーフはジムバトルでも機会が無いんですよね。
ここ3年くらいSPジムクリスマス会しかハーフやっていません。
なので自分の中ではハーフはサイドが増えていくイベント用のファンデッキです。
だからっていい加減なデッキではなく、そのルールの中で勝てるデッキを作ってくる人は
強いですよね。
サイドイベントでも手を抜かず、勝ちに(楽しみに)来ているのは良いことだと思います。

(ウルトラ)ハヤト
2015年12月30日3:15

ありがとうございます。
あまりやらないルールをやってみると、いろんな視点があっていいですよね。

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